Nerine

"また会う日を楽しみに"

わたしが3rdであった理由

 

 

 

中学から5年間(高2冬にて引退)、吹奏楽部に所属してました。

中学の時はその学校の中でも上手と言われいろんなパート、主に1stを任されていました。圧倒的優越感。みんなより上手だという証明だと、その時はずっと思ってました。

 

そんなちやほやされた状態で高校の吹奏楽に入ってみたら、わたしレベルなんて全然だということを学んだよね……とってもかなしい。落ち込む。

渡されるパートも2ndばかり。この意味吹部だった人なら尚更わかると思うけど、とにかく悔しかった。だからたくさん練習した。でも誰にも頑張ってるなんて言わなかった。そんな姿見せなかった。わたしの無駄に大きなプライドのせいです。

そうして頑張った1年、すると突然の副部長任命に戸惑う。周りもわたしも幹部をまさかやるなんて思ってなかったので、みんなびっくりしました。元々副部長か部長をやりたいって言ってた子がなれなくて暫く睨まれる日々を送ることになるのはまだ知らないのだけど…

 

丁度それを言われたのが年明けだったので、その辺から渡される楽譜のパートも3rdがほとんど。寧ろ3rd以外の回数は片手で数える程度だし、ほぼ1人だった。

 

最初は なんで どうしてこんなに頑張ってるのに ってひたすら思ってはパート決めした先輩を恨んでました。

 

でもある日、中学の吹奏楽の顧問とお話する機会があってそこで言われたのが

"3rdは1番低音。クラリネット全体を支えつつ、他の低音軍と似た動きをすることが多いからそれを1人で任されるのはすごいことだと思う。"

そんな考え方、わたしには出来なかったから最初は意味がわからなかったけど、この言葉で変われました。

あともう一つ、トランペットだけど 部長で3rd担当 という人の話を聞いてとても納得できたし正直嬉しかった。

 

先輩がそれを考えてわたしにずっと3rdを渡していたのかはわからない。でも、それから1年弱わたしは自らの意思で3rdを続け、無事3月に引退しました。

 

今でもわたしは3rdでよかったと思ってるよ。

 

 

 

 

✩おわり✩